
株式会社ダイニクロ 様
事業内容
製缶、板金、機械加工、組立

お客様の課題
1
受注、現場ともにアナログだったため、工程管理に支障がでていた
2
実績報告が紙のため、業務分析の正確性に欠けていた
3
現場の見える化が不十分なため、不測の事態の際の対応力が弱かった

① 受注はエクセル、現場は紙とホワイトボードを利用していたため、工程管理に支障がでていた。
受注状況の共有や、作業計画の組み直しをする場合は、社内を聞き回る必要があった。
② 帰る際にその日の日報をまとめて書くので、正確性に欠けていた。
業務分析をしていたが、手書きの日報による集計作業に時間がかかっていた。
③ アナログが主体であったことにより現場の見える化が不十分なため、特急などの影響による手配忘れが発生していた。
先々に大物の案件が控えているなどの見通しを感覚でしか伝えづらい状況であった。
提案と解決
1
受注から発注までワンストップで情報が流れる仕組みを構築
2
現場からの報告はスマホをフル活用してデータ化
3
大型モニターを設置することで受注と工程進捗状況の見える化を促進

エクセルの受注登録の作業をそのままシステムに移行して頂きました。受注登録者は、システムのサポートを受けつつ受注登録ができるようになり、微小ながら業務効率が上がりました。
システムで入力された受注データは、現場の大型モニターに即座に反映されます。大型モニターに表示された情報を見て、管理者は現場にいながら作業割り当てを完成させていきます。これにより、注文を受けた作業に割り当てされていないという状況がなくなり、作業のステータスが明確になりました。
現場担当者と品質担当者は、割り当てられた作業を実施する際にスマホをタッチするだけで作業報告ができるような仕組みとしました。今までの紙での日報と違い、正確な作業時間の取得ができるようになり、担当者の作業時間の意識づけにも成功しました。
受注登録から作業報告までが無理なくデータとして流れることにより、工程進捗状況の見える化を実現しました。
スマホを導線の中に採用することで、抵抗感なく現場のデジタル化に成功しました。
お客様の声
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リアルな現場の状況が分かり、見える化が進んだ。
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作業時間を正確に取ることで1人1人のコスト意識は高くなった。
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ITに慣れる為の初めの一歩として丁度良く、現場から次の改善要望が湧き出てきた。
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